富士ライフHPをご覧いただきありがとうございます。 ここのところ、HPの更新をサボってしまい…2020年最初の投稿になります。 今年もよろしくお願い致します。 今回は、アメリカカンザイシロアリの駆除事例をご紹介します。 写真の様に、和室の鴨居の部分に食害が見られました。 床には、粒状の糞が大量に落ちていました。 この粒状の糞が、アメリカカンザイシロアリの特徴です。 このよう粒状の物がたくさん落ちていたら、アメリカカンザイシロアリの被害にあっている可能性がありますので注意しましょう。 和室以外にも、いろいろな個所に被害が見られました。 こちらは、台所と居間を仕切る、引き戸のドア枠上部に、少しですが糞口が見られました。 アメリカカンザイシロアリの被害は、天井裏にも及んでいることが多いので、天井裏を調査したかったのですが… こちらのお宅には、点検口が無かったので、お客様と相談し、一番被害の多かった和室に新規作成する事にしました。 恐らく、天井裏にも被害があると思われました。 点検口作成作業、当社ではこの様な作業も自社で行っております。 天井裏点検口の完成です♪ 天井裏を調査すると、やはり被害にあっていました。 家の屋根を支えている梁や、小屋組みなどにアメリカカンザイシロアリによる食害が見られました。 そして、この様に大量の糞が落ちていました。 ◆ここからは、後日行った駆除作業です。 まず被害材を、ドリルで穿孔していきます。 穿孔した穴に、フォーム剤(泡の薬剤)を注入します。 すると、被害材の中で泡が広がっていき、内部に潜んでいるアメリカカンザイシロアリを駆除する事が出来ます。 また、フォーム剤とは別に忌避性の無い液剤も使用しました。 この様に2種類の薬剤を使って駆除作業を行いました。 そして、糞の清掃も行いました。 糞を清掃しておくことで、次回点検した時に新たな糞があるか無いかを確認できますね。 壊していくと…中に大量のアメリカカンザイシロアリがいました! 本州で一番よく見かける、ヤマトシロアリに比べるとかなり大きいです。 さすが、アメリカサイズ… 捕まえた、アメリカカンザイシロアリの動画はこちらです。 台所のドア枠も、一部取り外しました。 あらゆる個所を、念入りに消毒作業。 |
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