富士ライフHPをご覧いただきありがとうございます。 当社では、最近建物に小動物が侵入して、天井や床下から物音がするといった、相談を多く受けております。 小動物の侵入で1番多いのが、ネズミので、次に多いのがハクビシンなのですが… 今回は、アライグマの侵入被害にあった現場をご紹介します。 現場は、横浜市内の某アパートでした。 写真を見てわかる様に、建物の正面に基礎がありません。 これは、古いタイプの某ハウスメーカーの建物ですが、この様な基礎のでは、床下に動物は入り放題となってしまします。 建物裏側も同様に、基礎が無い構造となっていました。 この様な現場の場合、まず行うのが侵入防止の為の閉塞工事です。 今回使用したのは、厚さ1ミリのパンチングメタルを現場で加工して閉塞を行いました。 ブロックなどで完全に塞いでしまうと、床下の通気が悪くなり、カビの発生原因になってしまうので通気性のあるパンチングメタル使用しました。 加工したパンチングメタルを床下側から取付。 床下は狭く、作業性が悪いので、取付は一苦労です。 取付け完成! 一部開口してあるのは、建物内に動物が潜んでいる可能性があるので、ここからの出入りを習慣づける為に、あえて開けておきます。 建物裏側も同様に… パンチングメタルで、閉塞し下にはブロックを置きました。 この様に、今までどこからでも侵入出来ていた建物ですが、出入りできるのはこの2ヶ所のみとなりました。 出入り口には、トレイルカメラ設置し、どんな動物が出入りしているのか数日観察します。 するとどうでしょう!! カメラに記録されていたのは、アライグマでした! しかも、デカい!! という事で… 先程の、出入り口に中からは出れるけど、外から侵入できない扉を作成し取り付けました。 裏側にも、取付! アライグマの他にも、暗視カメラにネズミの侵入も写っていたので、細かい隙間も閉塞しました。 浴室バランス釜の隙間も閉塞。 動画では、うまく撮影出来たいませんでしたが、アライグマも上手く外に出てくれた様で、物音もしなくなったそうです。 暫くしてから、開閉式だった扉を固定して、完全に閉塞を終了しました。 また、天井裏では3匹のクマネズミも捕獲されました。 こちらは、別の現場ですがハクビシンの侵入があり、天井裏に糞尿被害が見られました。 閉塞工事後、数日様子を見て頂き、物音がしていない事や暗視カメラに何も記録されていない事を確認してから、天井裏の糞清掃を行います。 糞で汚れた断熱材を撤去し、消毒を行いました。 |
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