現場作業中にアシブトハナアブを見つけました。 作業車のボンネットにいたので、パシャリ(^^) 名前の通り足が太いですね。 ハチと似ていますし、いきなり飛んで来たら「刺される!」って思う方も多いと思います。 しかし、このアシブトハナアブは、花の蜜や花粉を食べるアブなので、滅多に人に危害を加えることはありません。 ちなみに幼虫は水生で、落ち葉など腐食したものを食べます。 ちなみに、ハチとアブの違いをご存知でしょうか? ハチは、下の写真の様に胴体と腹がアリの様にくびれていて、翅も左右と前後に4枚あります。 それに比べて、アブはずん胴で、翅は左右の2枚だけです。 ※後翅は、退化し平均棍(へいきんこん)と呼ばれる小さな突起状のものになっています。 見た目の違い以外にも、ハチはご存知の通り、お尻から針を出して刺しますよね? しかし、アブにはお尻に針はありません。 でも、「アブに刺された!」って聞いた事ないですか? アブの仲間が人を襲う場合、アゴで肌を傷つけて、血液を舐めるんです。 なので、ハチに刺されると出血はなく腫れ上がりますが、アブに襲われると出血を伴う傷になります。 この様な肉食性のアブは、河原などの水辺近くによくいるので、肌をなるべく露出しないように心がけて下さい。 とはいえ、全てのアブが人を襲うわけではないので、これも覚えておいて下さいね(^^)/ 今後も、この様な虫の生態のお話しも紹介していきます。 富士ライフ・丹羽 |
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